マーケティング調査

当スタジオでは、お客様からマーケティング調査の依頼がある以外に独自にマーケティング調査をしています。

マーケティング調査の軸としては「色」「構図」「ライティング」「付属品(ラーメンの撮影であればお箸、イタリアンであれば赤ワインなど)」の4軸を変えることで、写真がどのように売上に影響しているのか?を計ろうと日々試行錯誤しているわけです。

色の不思議

フォトマーケティング

その中で、最近もっとも興味を抱いているのが「色」の軸です。

色が写真に与える影響というのは既にいくつか調査していますが、想像以上に色のチカラは強いなと感じています。

調べる以上勉強しなくてはいけないので、色に関する文献を読んでいますが、個人的に興奮するのが、色の効果が数字で証明されている点です。
というのも、もしその関係の人がいたら非常に申し訳ないのですが、今まで「色の効果」と言われると「あなたのオーラを色で診断します」的なちょっとオカルト的な印象があったんです。
けど文献を読んでいくと、そういう印象とはだいぶ違い、数字で実証されている部分がかなり多い(男の子は数字大好きですからね)。

ちなみに表題の「赤い車と青い車の事故率」ですけど、どっちが高いと思います?

答えは青です。

というのも、色には前方に飛び出して見える「進出色」と、うしろへ下がって見える「後退色」があるのです。
と、ここまではオカルトと大差のない部分ですが、その意味を解説すると、その理由は目の色収差にあるのです。

「色収差」という馴染みのない言葉が出てきましたが、要は赤色というのは屈折率が低いので目の網膜より奥に結像します。そこで水晶体は網膜上に像を結ぼうとして、水晶体をふくらませて網膜に戻しピントを合わせます。その調整した分だけ水晶体が凸レンズとなるので赤い対象物は接近して膨張して見えます(進出色)。

対して青は屈折率が大きく網膜の手前で結像するので、それを網膜まで拡散させてピントを合わせなければならず、今度は水晶体をうすくするので青い対象物は後退し、縮小して見えます(後退色)。

以上の理由により、赤い自動車と青い自動車が同一位置にいるのに、私達の目には赤い自動車の方が7メートルも近くにいるように見えるのです。
ぴんとこない人は上の画像を改めて見て下さい。
上記画像はTOYOTAのプリウスのページからダウンロードしたものをPhotoshopで整列して作った画像なので、前後のラインは合っているはずです。
けど、なんとなく左の赤の方が手前にあるように見えません?
もし見えなくても、赤が手前にあると思い込むのは簡単でも、青が手前にあると思い込むのは難しい、と言えばなんとなく納得感がある、はず。

つまり、赤い車の方が青い車よりも近くにいると思われ離れて運転してくれるので、びびって事故らない。
対して青は小さく見えるので他車からぶつけられやすく事故遭遇率が一番高いそうです。

カラーコディネーター

どうでしょう。上記の話は全然オカルトじゃなく、すごいロジカルで、説得力がある。
と、僕はそう感じているし、めちゃわかりやすい。

今後撮影する写真にも生きそうだし、色に関しては今後も理解を深めて6月18日のカラーコディネーター検定試験を受けようと思っています。

ちなみに、事故率が高いワーストスリーは青、濃い緑、灰色、だそうです。
ご自分の所有する自動車が該当する場合はご注意を。