千葉市動物公園

数ヶ月前から取り組んできた、千葉市動物公園ご依頼の案件の写真を今日納品してきました。

「写真が原因で売上が伸びないのでは」とご相談をいただき撮影となりましたが、わかりやすく写真を載せると、以前の「焼きそば」こんな感じでした。

豊島区 巣鴨 売上を上げる写真 写真撮影 プロモートスタジオ巣鴨

 

それを撮影・編集し、このようにしました。

豊島区 巣鴨 売上を上げる写真 写真撮影 プロモートスタジオ巣鴨

(※以下に続く写真も含め、すべて社長の掲載許可をいただいています)

この焼きそばの写真には、過去ブログでも結果を公表してきたマーケティング調査結果を反映させています。

※背景が黄色の理由→「食欲をそそる色とは」

※目線は45度である理由→「写真の角度に関する仮説」

また、最近猛烈に師事している小阪裕司先生の教えを活かし「当たり前過ぎて今まで伝えていなかった価値」をしっかり文字にしています。
つまり、千葉県産キャベツや千葉県産ポークを使用しているならば、それをしっかり文字にしましょう、ということです。

 

売上・粗利マトリクス

しかし、ここまでなら、世間一般のカメラマンでも同じことができる人がいるでしょう。

私が違うのは、撮影前に先方から販売データをいただき「売上」「粗利率」などを事前に分析した上で撮影している点です。

これは中小企業診断士の河野祐治先生の書籍で勉強したものですが、要はメニューは以下のように分類すべきだというものです。

豊島区 巣鴨 売上を上げる写真 写真撮影 プロモートスタジオ巣鴨

売上を分析した上でそれぞれの商品をA,B,Cに振り分け、粗利率に関しても同じくa,b,cに振り分けます。

【Aa】は人気もあって粗利率も良いのだから、ジャンジャン売るべき商品。
気をつけなくてはいけないのが【Ac】の商品で「人気はあるけど実は利益に貢献していない商品」。
そして【Ca】の商品こそが隠れたダークホースで「今は売れてないけど、売れれば【Aa】のスーパースターになり得る商品」ということになります。

無論、【Ac】ではなく【Ca】を伸ばした方が店舗には良い影響を与えます。
(※集客効果も考慮しなくてはならないので、一概に粗利率が低い商品がまずいわけではありません)

今回は「売上」「粗利率」さらに「1品あたりの粗利額」まで考慮した上で、
【Aa】商品を「スター」
【Ac】商品を「薄利多売型」
【Ca】商品を「未来のスター」
とカテゴライズし、攻めるべき商品を先方と事前に話し合いました。

 

利益の構造と分析結果の融合

過去に載せたこともありますが、こちらが企業の利益を生む全体像と、写真がその中のどこにインパクトを与えられるのかを明らかにした図です。

 

豊島区 巣鴨 プロモートスタジオ巣鴨 広告写真 料理写真 売上を上げる写真の撮り方とは 利益構造とメニュー写真の関係

 

要は「メニューの写真により客単価をいかに増やすか」が肝であることがわかります。

 

上記の知識を活かした上で、提案・撮影させていただいたのがこちらです。

豊島区 巣鴨 売上を上げる写真 写真撮影 プロモートスタジオ巣鴨

【Aa】の「スター」に位置する焼きそば(450円)の上に、6ケ入で300円のから揚げを3分の1(2ケ)にして100円追加したらどうですか?と。

焼きそばより、こちらの注文が増えれば客単価が100円アップし続ける、しかも投資コストはなし、という商品です。

 

さらに「売上・粗利マトリクス」を活かして、数多くの新商品を提案・撮影しました。

豊島区 巣鴨 売上を上げる写真 写真撮影 プロモートスタジオ巣鴨

豊島区 巣鴨 売上を上げる写真 写真撮影 プロモートスタジオ巣鴨

 

仮説の実証

さて、上に述べた話はあくまで「そうなるのではないか?」という仮説に過ぎません。

実際売れるかどうかを確認するため、今朝6時に東京を出て、実際に上記の写真を設置してきました。

撮影してIllustratorでキャッチフレーズまで入れる中小企業診断士というだけで珍しいと思いますが(すべての写真のレイアウト・フレーズは私が作りました)、さらにプラスドライバーを握って設置までしてしまうこのどぶ板っぷり(笑)

これは東洋大学の時に教わった藤田雅三先生の影響が大きいです。

というのは、先生にご指導いただいた実習の際、最終的にIllustratorで支援先の商品に貼るシールまで作成したのです。

家で作業しながら「こんなことまでするとは思わなかった」と妻に愚痴ったら、

妻が
「そう? 私はコンサルなんて口だけ出して偉そうにしてるイメージあるから、こうして形にするって良いことだと思うけど」
と言ったのです。

この一言が私の中小企業診断士の方向性を決定づけたと言っても過言ではありません。

とにかく、目に見えない何かではなく、地に足の着いた支援をしよう、と。

というわけで、早朝から設置してきましたよ。

Before

豊島区 巣鴨 売上を上げる写真 写真撮影 プロモートスタジオ巣鴨

After

豊島区 巣鴨 売上を上げる写真 写真撮影 プロモートスタジオ巣鴨

 

 

Before

After

豊島区 巣鴨 売上を上げる写真 写真撮影 プロモートスタジオ巣鴨

 

 

Before

豊島区 巣鴨 売上を上げる写真 写真撮影 プロモートスタジオ巣鴨

After

豊島区 巣鴨 売上を上げる写真 写真撮影 プロモートスタジオ巣鴨

 

どや。
これで「以前の方が良かったんじゃん?」という人はさすがにいないでしょう。

お店全体の雰囲気も変わりましたよね。
売店の女性の方々が「あか抜けた!」と喜んで下さっていたのが何より嬉しかったです。

その後、数時間滞在し、お客さんの様子や注文内容を調べていましたが、出るわ出るわ新商品。
特に【Ca】(未来のスター)が売れる、売れる。

こんな狙い通りにいくと思ってなかったので夢を見ているようでした。

担当の女性から「今までが恥ずかしいです。これが商売をするってことなのですね」と言われました。

この言葉以上の報酬があるでしょうか。

中小企業診断士冥利にもカメラマン冥利にも尽きます。

 

It’s a new world

“The house is stirring. It is a new day.”
トントントン「お嬢さん、新しい朝ですよ」
“It’s a new world”
「新しい世界よ」

ー 映画『恋に落ちたシェイクスピア』より

今まで何本も映画を観てきましたけど、観終わってすぐ2度観たのは過去『恋に落ちたシェイクスピア』と『千と千尋の神隠し』の2本のみ。
それくらい、この映画が好きです。

 

列に並ぶお客さんを眺めながら、このフレーズが頭に浮かびました。
カメラマンとして、新しいステージに来たな、と。

「今までの努力は間違っていなかった」、そう心で呟いたら東洋の2年間とか思い出して涙でました。

この方向に向かって、もっともっと努力していこうと思います。

最後に全景のビフォアアフターを。

 

Before

豊島区 巣鴨 売上を上げる写真 写真撮影 プロモートスタジオ巣鴨

After

豊島区 巣鴨 売上を上げる写真 写真撮影 プロモートスタジオ巣鴨

1枚目の日は雨で、今日は晴天でしたので、その差があるのでしょうが「ヤラセか!」というくらい、わかりやすい写真になってますよね(笑)

帰りの電車でfacebookを見ていて初めて知りましたが、図らずも今日は「中小企業診断士の日」らしいですね。
思い出深い「中小企業診断士の日」となりました。