『フォトグラファー×中小企業診断士×薬剤師』

先週『フォトグラファー×中小企業診断士×薬剤師』という特殊な経歴をお持ちの坂本敦史さん、通称「さかぼー」さんのプロフィール用写真を撮影させていただきました。

過去の記憶を遡ってみましたが、たぶんギャランティーをいただいてフォトグラファーのプロフィール写真を撮影をするのは人生初だと思います(汗)

ちなみに、坂本さんはフォトグラファーとしても同業ですが、中小企業診断士としても同業。
そして今や中小企業診断士界で彼の名を知らない人はもぐりというほど有名な方でして、有名人を撮影した時はたいていブログのタイトルをその人の名前にするのですが、坂本さんもタイトル名でよいかと思ってそうしてます(笑)

ちなみに「さかぼー」で検索するとトップに出てきます。

 

撮影の目的を定める

これは坂本さんに限ったことではありませんが、プロモートスタジオ巣鴨では目的を尋ねずに撮影することは決してありません。

過去に、ターゲットに応じた撮影方法に関する分析を『企業診断』(同友館)に取り上げてもらったこともありますが、中小企業診断士のプロフィール写真撮影の場合でもざっくりと

①ターゲットとする年代
②ターゲットとする性別
③狙っているドメイン(経営戦略アドバイス、商工会議所の創業窓口相談、等)

を聞いた後に撮影に入るようにしています。

これは宣材撮影に来る役者の方々も同様です。
「ご自身をどう魅せたいのか」を確認せずに撮影することは決してしないようにしています。

 

坂本さんの場合はターゲットはざっくり

(1)中小企業の経営者(これはもちろん)
(2)ビジュアルに関心の高い人に対する経営コンサルやプロモーション提案

とのことでした。

(1)に関しては、前述の『企業診断』の記事の内容ですし普段の撮影から意識しているのであまり頭を使う必要はありませんが、問題は(2)です。

これは個人的に非常に重要なポイントだと思っています。

というのも、先日とあるデザイナーさんが「デザイナーがデザインに関してのプレゼンをしていたけど、そのPowerPointのデザインがしょぼくて、お前がまず頑張れよと思った」と言っていたのですが、これは本当にその通りでしょう。

同じように、俳優の高橋努さんと飲んだ時も「お金払って俳優養成所入ったけど、指導している奴が売れていない奴で『売れてないお前から習って売れるはずねーじゃん』と言い放って教室出てきた」と言っていましたが(その後、蜷川幸雄さんに見初められて高橋さんはスター街道に乗ります)、これも同じことでしょう。

つまり「ビジュアルに関心の高い人」がターゲットであるならば、こちらもビジュアルで強みを見せなければ納得しないはず、というわけです。

 

4灯ライティング

というわけで、いつもより頭を使ったわけですが、坂本さんの場合はもう1つ考慮する必要があります。

というのは、坂本さんが持つもう一つの特殊なドメイン「薬剤師」です。
ここを無視した写真はNGだと思います。

いろいろ考えた結果、私が必要だと考えた要素は「清潔感」です。

ライトをガッキガキに当ててビジュアル面の強みを強調することは可能です。しかし、そのライトは果たして上品、つまり清潔感はあるのか、という問いを自身に投げては否定し、うん、これなら清潔感がある、と思ったライティングがこのライティングです。

東京都 豊島区 巣鴨 士業専門 プロフィール写真 中小企業診断士 写真撮影 プロモートスタジオ巣鴨

 

3方向、4灯でライティングしています。

ぶっちゃけて言うと坂本さんがフォトグラファーだというところに甘えて、ベースの3方向のライトだけ組んでおいて、最終的な光のブレンド比率に関してはご本人に決定してもらいました。

もちろん中小企業診断士としての極めて真っ当なプロフィール写真も撮りましたが、そちらも「普通のライトに見えながら、決して普通ではない」という、たぶんこのこだわりはカメラマン以外には伝わらないという(笑)マニアックな作り込みをして完成させています。

どうか今回の写真が坂本さんのターゲットに刺さりますように。

■坂本さんが毎日(!)更新しているブログはこちらです。

「Meivy Style」
http://sakaboo.com/

私も熱烈な読者です。