美人アスリート

どんな職業にも「役得」というものはあると思いますが、カメラマンという職業ほど「役得」が多い職業は少ないと思います。

カメラマンの主な役得は 

  1. 有名人に会える
  2. 貴重は話を聞ける
  3. 料理写真撮影の後にご飯食べられる(笑)

みたいな感じでしょうか。

2.に関しては、高校生と一緒に沖縄へ修学旅行の撮影に行った時に生徒さんと一緒に聴いた沖縄のおばあちゃんの戦争体験の話を今でも覚えています。

3.に関しては、過去に銀座久兵衛さんのお寿司を撮影したことがあるのですが、撮影後に板前さんが「食べる?」と食べさせてくれたことがあります。
その時、隣の担当の方が「このマグロって1貫おいくらくらいするんですか?」と聞いたら「2,000円です」とのことで「…この1皿、今日の撮影ギャランティより高いんじゃない?」と思いながら食べたのを覚えています。

そして、最後、隠れ役得の4.が「美人に会える」です。

今回撮影させていただいた射撃の清水綾乃さんは「美人アスリート」としてテレビなどにもよく出ていますが、ルックスよりもチャキチャキの性格が魅力的な方で、とっても素敵な方でした。

撮っていて楽しかったです。役得役得。

 

息を呑む瞬間

ただ、清水選手はそのルックス以上に実力の方が際立っていて「10mエアライフル」と「50mライフル三姿勢」の日本記録保持者であります。

その撮影シーンを撮影させていただいたのですが、なんて表現したら良いのでしょう息を呑む、というのでしょうか。

極度に集中力が高まっている状態なので、撮影するこちらまでつられて集中力が高まります。
撮影しながら息を止めて撮影していた記憶があります。

清水選手も私も、完全に集中モードでガチャッとシャッターを切ったのがこの写真。

東京都 豊島区 巣鴨 中小企業診断士 写真撮影 プロモートスタジオ巣鴨 ZENBI 清水綾乃選手

2018年の1月から撮影している「ZENBI」さんですが、過去の記事の流れを踏襲するのならばこちらの写真が表紙として適正だったと思います。

東京都 豊島区 巣鴨 中小企業診断士 写真撮影 プロモートスタジオ巣鴨 ZENBI 清水綾乃選手

 

しかし、最終的に今回の表紙には前者を使ってもらいました。

東京都 豊島区 巣鴨 中小企業診断士 写真撮影 プロモートスタジオ巣鴨 ZENBI 清水綾乃選手

これは相当嬉しかったです。

正直「清水綾乃」で画像検索してみると、後者の写真のような写真は既にあります。むしろ「これ俺の写真じゃない?」と思うほど。
ただ、前者のような写真は見当たりません。

私が撮りたかったもの、撮れたものに対して理解を示してくださった関係者の皆様には本当に感謝しています。

 

写真が写すべきもの

なぜ採用された写真が良い写真かというと(自分で良い写真と言っちゃったw)、撮影しているのは清水綾乃さんではなく、清水綾乃さんを通した「集中力」だからです。

写真は被写体そのものだけを撮っては駄目なのです。
その奥にある本質を撮影してこそ初めて良い写真足り得ると思っています。

と、偉そうなことを言っていますが、それができていなかったのが、5年前までの私なのです。

当時は「カメラマンは事実を記録するのが仕事だ」とかなんとか、うそぶいていました。
が、実は自分の写真に何かパワーがなく、何かが欠けていることは気がついていました。

それが顕著だったのが2011年に南スーダン共和国の撮影に行った時の写真です。
http://blog.livedoor.jp/photophoto44/archives/cat_50075478.html
(参考:当時書いていたブログの写真)

構図は悪くない、被写体も悪くない、けど何かが足りない、そう思いながら撮影していました。

今なら何が足りなかったのかよくわかります。

7年前にタイムスリップして「とんとん、石田くん、君ね、写真ってのはその奥にある本質を撮ってこそだよ」とかドヤ顔で語ってやりたいです。

なぜ写真が進化したか。
これも答えは明らかで、2013年から中小企業診断士の勉強を開始したからです。

中小企業診断士、つまりコンサルタントは目的を定めないと何もできません。
目的を定めることが習慣化して、写真を撮るにも目的を意識するようになってきて、いろいろなことが変わってきました。

一番変わったのは宣材写真です。

もともと弊社スタジオは宣材写真はメインにやっていないのですが、時々近衛えみりちゃんを撮っていた時代の記事を読んで未だに依頼がきます。

もちろん宣材写真でも目的(つまりオーディション合格)からブレイクダウンしてライティングを組んでいるのですが、その結果、最近「審査通りました!」報告がすごい。
「今まで書類審査に一度も通ったことはないのに初めて通りました」という、ニセ広告の代表的な文章みたいなメールがリアルにくる。

それが嘘じゃない証拠に、来月くらいから弊社は社名も変更し、撮影内容も大幅変更、宣材写真からは足を洗おうと思っています。

結果が出始めたところで止めるのはもったいない気もしますが、結果が出始めた理由は「宣材写真が上手くなったから」ではなく「目的からブレイクダウンすることができるようになったから」ですので、新しい領域でも必ず良い結果が出ると信じています。

なんか最後のパラグラフで話がとっ散らかってしまいました。
兎にも角にも、来週にも新社名になり、まったく新しい会社として再スタートを切ろうと思っています。
また進捗あったらご報告致します。