宣材写真
このホームページでは、お客さんに事前にイメージを確認してもらおうとライティングメニュー欄を作っています。
早くこのスタジオでどんな写真が撮れるのか載せたいのですが、なにぶんモデルがいないことには写真の撮りようがありません。
そこで引き続き、当スタジオ専属モデル(?)の奥村さんに登場願います。
今後スタジオの売りとして「自分が好きな広告の写真を事前に送ってもらえれば、それと同じように撮る」というサービスを考えています。
そのサービスの練習として、何かの広告を引っ張ってきて、奥村さんをそれと同じように撮ってみるという試みを今後続けていこうと思います。
第一回目の広告は先日、西武を歩いている時に見たこれにしてみます。
というのも、このように上から光るトップライトが打てる天井高というのがこのスタジオの売りなので(普通の天井の高さでも天井に向けて光をバウンスさせればトップライトは作れるけど、天バンだと散光してしまうのでこの写真のような光を作るのは難しい)これがいいだろうと選んでみました。
撮影開始
まず、トップライトを傘(105cm)にバウンスさせて、正面から補助光として弱く光を壁にバウンスさせます。
うーん。それっぽいっちゃぽいですけど、正面からの補助光がむしろ影をチープにしていて、西武の広告とは違いますね。
正面の補助光はいらなそうです。
さらに傘が大きくてうしろに光がまわってしまっています。
とうわけでトップライト1灯&傘バウンスで傘の大きさを小さくしてみます。
ぐっと近くなりました。
鼻の下や首の下の影を見てもほぼ、このあたりの位置で合っていると思います。
ただ、樹木希林さんはメガネかけてないけど、奥村さんはメガネをかけているので、歌舞伎の隈取みたいな影が出ちゃってます。
というわけで、元の写真とは違うけど、この影を下に逃がすためにもう1歩前に出てもらいます。
ま、こんなものですかね。
実際の背景はもう少し暗いので、背景紙の色を変えるか、もっと手前に立ってもらった方がいいんですけど、あくまでライティングサンプルなのでこれにて終了。
…、なのだけど、撮影後に気付いたのが、このライティングで撮りたい人なんているのか、という話。
オーディション用にこんな写真使えないし、ビジネスでこれもおかしい。
使用用途としては、広告か、演劇のチラシ用ですかね。
「容疑者Oの献身」とかなんとか。
ダメか。
とりあえずホームページのPライティング(Promotion Lighting)のところに入れておきます。