iPhone X をGET
少し前の話になりますが、11月2日・3日でiPhone Xの発売イベントの撮影をしてきました。
2日の午前中までガッツリ仕事して、そこから特急ひたちに飛び乗り福島へ。
閉店後から0時近くまでiPhone X用のディスプレイ交換を撮影。
翌朝早くから昼過ぎまでオープニングを撮影。
写真には速報性を求められるので、揺れる特急ひたちでウプウプ言いながらノートパソコンで編集をして、東京に戻ってきたと同時に納品を完了しました。
「こんなに頑張ったんだから、少しくらいご褒美を与えてもよかろう」
ということで、iPhone Xをゲットしました。
数日使ってみた感想としては「Face IDが便利過ぎる」、この1点のみです。
あとはおおむね従来と変わりません。
「Appleっぽさ」
Appleの仕事はiPhone 4の発売イベントで初めて撮影させてもらって以来なので(調べたらiPhone 4の発売は2010年だった)、かれこれ7年のお付き合いになります。
今回のiPhone Xの仕事もそうですが、発注にあたっての司令は「Appleっぽく」。それしかありません。
先日、経営者とデザイナーを繋ぐ仕事をしている中小企業診断士の女性と話している時に、デザイナーが「そのブランドっぽさ」を理解していないとつらいというお話をしていましたが、わかります。
野中郁次郎先生のいうところの「暗黙知」みたいなもので言語化しづらいのですが、「なんとなくのその空気感」を理解できないと依頼は続かないので大変です。
普段の仕事では「◯◯っぽく」を避けるよう、先方から事前に画像をもらったりしてお互いの「ぽい」がずれないように心がけていますが、Appleに対して擦り合わせをお願いすることはできないので、こちらが「Appleっぽく」撮るしかありません。
毎回「これってAppleっぽいかな?」と戦々恐々としていますが、7年も続いているということは大きくずれてはいないのでしょう。
専門家派遣制度と人生初講義
10月から有り難いことに「写真の撮り方」に関する講演依頼を多くいただき、10月だけで講演が3本、専門家派遣制度の専門家としては現在3事業者様に「写真の撮り方」を教えています。
上記の話と矛盾するようですが、そこでは「写真はセンスではない!すべての写真は理論化できる!」と熱く語っています(笑)
要は「Appleっぽく」と依頼されるのはカメラマンのみ。皆さんは写真が美しくなるロジックを知り、ロジック通りに綺麗な写真を撮れるようになりましょう、そして「貴方の企業っぽく撮れるようになりましょう」と教えています。
支援後は「やばい、私プロになれるかも」とのお言葉を頂戴していますので(笑)、私の理論は大きく間違っていないはずです。
10月18日はネットショップ研究会様、続く10月21日に経営革新研究会様で2時間の講演。
そしてさらに10月29日には
「セミプロ級を目指す!写真撮影講座」と銘打ち、4時間(!)の人生初講義を行ってきました。
最初の挨拶で「セミプロ級を目指すというタイトルで参加された方々ですから、4時間で本気でセミプロ級を目指してもらいます」と宣言させてもらいましたが、想像以上にガチな内容に、最後は皆さんクタクタになっていました(笑)
ただ、講義後の声を聞く限り、私が伝えたかった核の部分はしっかりと伝わったようで頑張った甲斐があったなと感じています。
「中小企業診断士カメラマン」としてやるべきこと
このような場から学ぶことは本当に多いですし、このような場を与えていただけるのは本当に有り難いことです。
これらの経験を通じて「中小企業が何を求めているのか」「何の情報を伝えるべきなのか」、少しづつわかってきました。
IT診断士の村上知也先生から「SEO対策は有益な情報を発信すること」と教えていただきましたので、手元にある情報はもったいぶらずドンドン発信していこうと思います。
講義をしていて「100均の商品を10,000円で売るには(実証データ有り)」というネタの反応が良いようなので、それについて書いていこうと思います。
11月の中旬は時間に余裕がありますので、近日中には。
お楽しみに。
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