鬼門の1月
カメラマンにとって1月は鬼門と言われています。
イベント系にしろ企画系にしろ、年明けからガンガン予定を入れる企業さんというのが少ないので、案件自体が少ないんです。
1月の代表的なイベントといえば成人式くらいでしょうか。
年末年始のイベントを終えて
そんな1月も、おかげさまで今日まで忙しくさせてもらいました。
理由は簡単です。
年末年始に自分でイベントを作ったからです。
スタジオを2016年11月にオープンさせてから、早いもので1年3ヶ月が経とうとしていますが、ひとつのイベントを『企画・営業・集客・撮影・編集・アフターフォロー』まで、全て自分の力で作り上げた経験は初めてのことなのです。
(厳密に言えばスタジオは賃貸なので100%自分の力ではないけど)
思えば、カメラマンという職種は基本的に下請け産業です。
ある企業が『企画・営業・集客』までやって下さって、最後に「撮影の部分やってくれない?」と依頼が来て、OKですと答えて仕事が発生します。
だから今まで楽でしたし、だからマージンも派生します(ギャラが低下します)。
中小企業診断士の先生方が「自社の強みを作って、経営の主導権を握りましょう」とアドバイスしていますが、それはまさに私のためにある言葉だったのです。
新年から「自社の強み」を洗練させるための経験ができ、新年のスタートとしてはこれ以上なかった、と思っています。
来年に向けての備忘録
と言っても、もちろん初めてのことなので反省点も多いです。
生々しくてここには書けないこともありますが、来年に向けてもっとも改良したいのは「撮影時間」です。
今回1時間でお一人撮影させていただきましたが、これでは時間がタイト過ぎました。
5年来の勉強仲間が合格してわざわざ撮影に来てくれたのに、撮影後にすぐ次のお客さんが来て、一緒に記念撮影もできませんでした。
9日間のイベント期間中に様々なお話をお客様から伺う中で、撮影よりも人との繋がりの方がよりフォーカスすべき課題だということに気が付きました。
1年目の活動をどうすべきか?研究会とは?協会とは?自分もそうでしたが、知らないことばかりです。
それらを撮影後にお話することは撮影と同じくらい重要であると思いましたし、来年は撮影時間を1時間半〜2時間に変えようと思います。
今年の豊富
兎にも角にも、自力で全部やってみての感想は、たった一言「楽しかった」。
今までのどんな撮影よりも心が充実しましたし、今年はこのような自主企画イベントをドンドン企画していこうと思います。
コラボーレートしたい、という方がいらっしゃいましたら、ドンドン声をかけて下さい。
いろんな職種の方と価値のある場をドンドン創り上げていこうと思いますし、いくつかは既に走り出しています。
もし「お」と思いついた方、お気軽にご連絡下さい!
よろしくお願い致します!